久々のゲーム感想文

最近、プレイしたゲームで気になったものをメモ。

『ストラスブール』
ステファン・フェルトの中量級ボードゲーム。変則的な競りゲーム。
陣取り、目的カード、リソース管理、資金管理、デッキの枚数管理と中
量級の割に盛り沢山。色々な要素が上手く纏まっているので、プレイ後
はかなりの満足感。
1 手のプレイミスがすごく終盤まで響くゲームなので、繊細なゲームに
思える。面白いゲームだけど、終始悩ましくて辛い。爽快感がほどんど
無いのでマゾいなぁ。

『ブルゴーニュ』
ステファン・フェルトの重量級ボードゲーム。2 人で 2 回ほどプレイ。
面白いと思う。ただ、プレイ回数をこなさないと良さが見えにくい系だ
なぁ。言語依存が無いのは良いね。効果も視認性が高いし、相手の個人
ボードのプレイ状況の把握も比較的楽な方。インタラクションは険悪に
ならない程度に絡みがある感じ。ダイスを使うゲームでゾロ目が出ると
すごく辛いのだが、何とかなるレベル。繰り返し遊べるゲームっぽいの
で、コストパフォーマンス高いのでは?

『マジェラン』
トム・レーマンの競りゲーム。落札に成功するとレーマンお得意の特殊
効果が得られる。今回は、5 人でプレイしたけど、やっぱりダウンタイ
ムが長いゲームだと思えた。というのも中盤以降、自分に全く関係のな
い競りが開催される (参加すら出来ない) ので、ただ待ってるだけにな
ってしまう。相場観も分かりづらいのもネックだしなぁ。3 人ぐらいが
ベストな気がする。

『マカオ』
ステファン・フェルトの重量級ボードゲーム。終始リソース管理が辛く、
ダイス運も絡むのでゲームのハンドリングがかなりままならない。ひた
すら宿題をこなしている感じ。また、特殊効果のあるカードを沢山使う
(100枚ぐらい?) ゲームで、それぞれ効果が異なるようだ。ただ、全て
テキストで書かれているので、自分のカードは良いのだけれど、相手の
カードの視認性がすごく悪いのが残念。カードも小さいし、カードの種
類も建物と人物の 2 種類しかないので、どういう効果なのかは、テ
キストを読まないと分からない。すくなくとも初回プレイで私の頭では、
全て記憶しきれなかった。
そう言う意味では、カード間のシナジーが理解できるレベルになるには、
それなりにプレイ回数を増やす必要があるように思えた。カードバラン
スについては、まだ良く分からなかった。
思い返すと比較的楽しめたので良いゲームだと思うけど、特殊カードを
中心に組み立てるゲームなら『レースフォーザギャラクシー』の方が自
分には合ってるかなぁ。

『アロザ殺人事件』
このゲームはギミックが面白そうだったので、気になっていた。ビルの
ようなモノを組み立てて、最上階から木のコマを落として、落ちた時の
落下音を聞いて木のコマが何階にあるかを当てるそんなゲーム。
ただ、コマが自分以外の他のプレイヤーのコマと当たってしまうので、
落下音がどのプレイヤーのコマなのか分からない様になっている。その
ため、何階にあるかと言う事が予測できたとしても色までは完全に当て
ずっぽうになってしまう。それ故に、音を聞く意味すら無いのではない
か? とすら感じてしまった。(単に当てずっぽうで予測しても正解する
ケースも十分あり得るので)
ギミックは面白かったけど、ゲームのシステム的には雑でいまいちに思
えた。ファミリーゲーム寄りなんですかねぇ。

『チャイナタウン』
alea の黄金時代を支える交渉ゲーム。ルールの分量が少なくて、プレイ
ヤーに委ねられている部分が多いゲームで、ヘタをすると破綻しかねな
い危なっかしいゲームではあると思う。そう言う意味では、メンツに相
当ゲームの面白さが左右されるゲームだ。また、交渉の相場は計算可能
なのでその辺りを上手く案内できればゲームが成り立つと思う。やっぱ
り、交渉ゲームはプレイヤーの介入する余地が沢山残っていて印象に残
るゲームになりやすいと思う。展開も毎回異なると思うし、名作。

『レースフォーザギャラクシー #2 帝国対反乱軍』
トム・レーマン作のほぼ神ゲー。

『ドメモ』
アレックス・ランドルフの推理ゲーム。勝負所は終盤の 1 手ぐらいに感
じたけど、収束性が高く相当短時間で終わるので緊張感があって良いゲー
ムに思える。ランダムにタイルを抜くので、良い味が出ている。

『ブクブク』
ステファン・ドーラの同時解決な数比べ ? 系のゲーム。多分、ほぼ心理
戦。このゲーム胃が痛いので苦手だ。3 人がベストか。

『ウボンゴ 3D』
久々にプレイしたけど、面白かった。3D パズルゲームでインタラクショ
ンのないソロゲーム。ルールがおそろしく単純で、パズルの難易度は高
いので解けたときの開放感が良い。

『23』
出来るだけ失点を取らないようにするカウントアップ系のカードゲーム。
プレイ中に行える選択肢がいくつかあって、ゲーム中のハンドリングが
割と自由に行える (配られた手札はままならないけど) 所が気に入って
いる。ある程度ゲームに慣れた人向けだと思うけど、小粒ながら上手く
まとまっていて良い味が出ている。

『ゼロ』
ライナー・クニツィアの手軽にプレイ出来るセットコレクション系のカ
ードゲーム。1 ゲーム 10 分前後だろう。システムは良くできてると思
う。繰り返しプレイして合計点を競う。なかなか良いゲーム。


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