ジャイプル まとめ

この方針はかなりいまいちですが、とりあえず公開。
ジャイプル まとめ2 で新たな作戦を話しています。

BoardGameArena で『ジャイプル(Jaipur)』がプレイできる様になったので、検証している。基本的に相手の手札を記憶してプレイしていくゲームなのだが、上手く立ち回るにはどうしたら良いかを考えてみた。間違っている可能性も多分にある。

あと、このプレイは手札の管理がシビアになりがちなので、もっと良いやり方があるかも知れない。

ちなみに、勝率は 5 割強で対して強くない。一度 10 戦 9 勝のフランス人(女)に下記の方針で勝てたのでかなり嬉しかったのも事実。

用語:
上位の商品 – (ダイヤ[赤]、金[黄]、銀[灰])
下位の商品 – (織物[紫]、香辛料[緑]、なめし革[茶])
ドロー – 商品カードを 1 枚獲得すること
トレード – 商品カードを何枚か獲得すること(カードの入れ替え)
決算 – カードを捨てて商品トークンを獲得すること

■全般について■
基本方針:
序盤は、ダイヤx2、金x2 を目指す。特に、ダイヤx2 の 14 点はかなりのアドバンテージ。下位の商品(一番上の 5 点無し)x4が 14〜16 点なので。序盤に下位の商品を削っておけると更に効果が高まる。ちなみに、ダイヤx3、金x3が完成すればかなりのアドバンテージ。
基本的に市場のカードをドローする事はリスクがあるので、なるべくカードをドローしない方向でプレイする。カードの枚数の上限もシビアであるし、大量のカードを持つことより良い価値のカードを持つことがとても大切なので。
ボーナストークンは、重視しないプレイ。商品の価値で勝負する。

雑多な事:
このゲームは僅差になりやすいが、そのちょっとした差を計算で稼いだ方が勝つゲームなので、あるポイントごとでの判断の積み重ねが生きてくる繊細なゲームだと考えている。

例えば、ダイヤの上澄みの 7 点と残りの 5 点では 2 点差つくが、2 枚出しでプレイしなければならないので、4 点差がつく。この差がかなり大きい。
毎ターンどうやって凌ぐかも重要なファクターなので、手札の管理が相当重要。下位商品の 3 枚出しのボーナスはあまり重要でないと考えている。それよりも、3 ターン実質的にパス出来る方が大きい。下位の商品の 1 枚出しは、序盤に出すことが重要。そうすれば、同色カード間での1 枚あたりの得点差も大きい。結果的に、相手のカードの価値を下げる事が出来る。

ただし、下位商品 3 枚出しは終盤は狙うのもあり。1 点差が重要なゲームなので、最後の一押しで勝てる時もある。

カードの獲得は、基本トレードを重視する。下位の商品と上位の商品を入れ替えるのが基本。結果的に、点数が数点増える事になる。枚数は重要では無くて、商品の価値で勝負するためにトレードの依存度が高い。

決算のタイミングであるが、基本的には自分の手持ちで決算を行いたいカードを相手がドローしたタイミングが良い。決算とカードの獲得は同時に行えないため、相手がカードをドローした後にこちらが決算すれば、一手早く決算が出来る。そうすれば上澄みを取ったり、終盤では相手のカードを 1 枚無駄(決算しても得点にならないカードが出る)にできる。

ラクダは取れそうなタイミングで取った方が良いが、リスクも高い。ラクダが取れたらかなりプレイが楽になる。序盤は、1 枚でも重要なカード。終盤、手持ちのカードが少ない時にラクダを 2 枚以上取る事が出来れば、通常のドローより 1 ターン以上得したことになる。わりと重要な手である。

場が硬直している時は、手札が 5 枚が良い。ラクダがある場合はその限りではない。6 枚はやや危険。7 枚は出来るだけ避けた方が良いのであるが、手札が下位の商品中心ならありか。

手札+ラクダがなるべく 2 枚以下にならないようにする。手札 0 枚や 1 枚は、相当危険。

上位の商品が 1 枚ずつ手札にある場合は、2 枚手に入った時点で早めに決算する方が良さそう。上位の商品は手札を圧迫しがちなので、割り切りが重要。(このあたりは、結構悩ましいところではあるが…)

■ゲームの流れ■
序盤:
カードをなるべくドローせず、下位の商品の上の方の 5 点、4 点、3点を崩すことを目指す。相手がドローすれば上位の商品のカードが出る確率が上がるので、良い。序盤は、確率が上位と下位がほぼ等分なのでカードのドローはリスクが高い。

中盤:
相手がドローした上位の商品のカードに合わせて、こちらも同じ色のカードで決算をする。上澄み分だけ点数差が開くので、アドバンテージが取れる。

終盤:
おそらく上位の商品はあらかた決算されてしまっているはずなので、ドローのリスクはかなり低いため手札の補充はそれなりに行えるはず。75 点あたりを目標にする。到達できていない場合は、負けに近い。なるべく、自分の手番で終了フラグを立てる事が重要。最後の一押しで勝てるケースも多い。

■その他 TIPS■
– 相手の手札が少ない(1枚でラクダ無しが理想)ならば、市場にある大量のラクダカードを獲得するチャンス。
– 相手の手札が 7 枚の場合は、市場はラクダx4、商品x1が理想。この状況なら、自分の手番でドローをしても相手はカードを引けないため、山札からカードを補充するリスクをかなり軽減できる。
– ラクダカードの枚数は全部で 11 枚なので 6 枚押さえれば、ラクダボーナスの 5 点が確実に取れる。


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