Roll for the Galaxy (ロール・フォー・ザ・ギャラクシー) のルールが公開
された。
一応ざらっと見た感じでは特殊効果はアイコンで書かれていて、英文の
注釈付きといういつものテイストみたい。
で、きちんと読んでないけど一部読んだだけで適当に気になったところ
ピックアップ。若干間違ってるかも…
– 衝立内で秘密裏にダイスを振り、それを割り当てる事でフェイズを選択
する。(エェ!? 一番の衝撃/笑)
– タイルを引いて建設予定地に配置する。その後、”建設” フェイズにて、
自分の場に配置する。タイルは両面仕様となっており、それぞれ
Develop[発展] タイルと World[ワールド] タイルとなっている。
– Develop[発展] タイルは、それぞれのタイルは 1 枚しかない。
(World[ワールド] と同じ扱いになったって事ですな。)
– 銀河クレジットという概念が追加。建設コスト支払い用の通貨。
– Trade[交易] と Consume[消費] は、Shipper[運送業者] に集約さ
れた。
– フェイズ 5 の Ship[出荷] フェイズで交易 (銀河クレジットの獲得)
や VP[勝利点] の獲得を狙える。(細かい処理は割愛)
カードという概念がないので、それぞれの要素を分解した感じになって
いる。今までは 1 枚のカードが建物、支払コスト、商品と 3 つの役割
を持っていた。
Roll では、建物 = タイル(Dev と World は両面で表現)、支払コスト =
銀河クレジットという新しいリソース、商品 = おそらくダイスの獲得
(各色毎にダイスの出目に偏りがあり、方針がある程度決まる模様) とい
う感じか。
少し処理が煩雑になってしまいそうな気もするが別ゲームと割り切れば
良いのかも。初期ワールドを除いてタイルは 55 枚なので 110 枚のユニ
ークなタイルがある事になる。見たところ基本同時解決なので、時間が
長大化すると言う事はあまり無さそう。
ダイスを割り当てる部分は不正が起こりそうな気もするが、我々銀河の
戦士達は “紳士” なのできっと大丈夫なのだ(笑)
あと、重要な所は訳した。
* Roll for the Galaxy と Race for the Galaxy の相違点 *
– フェイズの処理順が異なっている。Ship[出荷] (Race で言うところ
の Consume[消費] は Produce[生産] の後に解決する。
– フェイズ選択の “Bonus[ボーナス]” は存在しない。
– 各プレイヤーは “建設” フェイズの際、1 枚のタイルだけ建設する事
ができるという制限は無い。
(訳注: Develop[発展] と Settle[移住] の事を指すと思われる。要
はコストを払えば何枚でもいけると言う事ですね。)
– タイルの VP[勝利点] はコストと同額である。(Dev6+ は除く)
– 直接的な軍事制圧は無くなっている。代わりに、”軍事” ダイスは軍事
方面への拡張となる Develop[発展] や Settle[移住] の方面に偏重
される。
(訳注: 上手く訳せないないのだが、つまり “軍事” ダイスは、軍拡方
向[タイルを12枚置く事を目指す]への進路を取る事になりがちみたい
な意味だろう)
– Trade(交易) は $1 高くなった。例えば Genes[遺伝子工学品] なら
4 カードではなく $5 となる。
– プレイヤーは、Ship[出荷] フェイズ で複数の商品を Trade[交易]
できる。(ただし、shipper[運送業者] – good[商品] のペアが成立
する時に限る)
参考 URL:
Riogrande – Roll for the Galaxy
BoardGameGeek – Roll for the Galaxy