気の赴くままにプレイしたボードゲームの感想を話しています。また、一部誤った内容がありますが、再編集が困難なためそのまま公開としました。『モンバサ』は、かなりグダっています(笑)

お題
00:00 – 30:25 『モンバサ(Mombasa)』
30:25 – 38:25 『インペリアルセトラーズ(Imperial Settlers)』
38:25 – 48:00 『トゥルネー(Tournay)』

48分 (44MB)

その他参考情報
参考URL:トゥルネー 感想文

以下は、全て『トゥルネー』に関する話。たぶん長いだけであまり意味のあることは書いていない。重要なのは、イベント解決順序は左から右へ処理することである。

・イベントの解決方法について
『トゥルネー』のイベント解決順序は左から右へ処理することが決まっている。ルールブックに明確に触れられてないが補足にそれとなく書いてある。BGG の作者の回答により明確化。
https://www.boardgamegeek.com/article/9203899#9203899

『トゥルネー』のイベントへの対抗を行って、イベントカードを除去した場合の補充方法は左寄せするかどうかというのが、疑問だった。というのは、BGA では除去するイベントカードの位置によっては左寄せしたりしなかったりする事があるため。

BGG のフォーラムを確認するが、明確な記述は無かった。また、ルールブックも英文を確認するが、明確な記載は無し。そのため、除去したイベントカードの位置に新しいカードを配置する事が”おそらく”正しいと思われる。

ただ、これの疑問点は左側にあるイベントから解決されるため、ある特定のイベントの順序が変わらない状況に陥る可能性があるということ。ただ、このゲームでそこまで厳密な順序が問題になった事がほとんどないので、これで良しとすべきなのだと思う。

また、仮にゲームを進める上で特定のプレイヤーが有利になりすぎる、もしくは自分が不利になりすぎるのであれば、該当のイベントを除去して対処する事を推奨すると言う様にも見受けられる。

・基本(初級)ルールと上級ルールについて
完全に好みの問題だが、基本ルールが良いと思う。理由は以下の通り。

– 他のプレイヤーの駒の取り合いになって、全体で共有するリソースが少ない窮屈なゲームになってしまう可能性が高まる。

– 人の雇用系がかなり弱くなってしまう(後述)ことと、お金関連が強くなってしまう。 なぜお金が強いかというと、手持ちの駒の数が少ないためカードのアクティベート(活性化)のウエイトが高くなるので、他人の駒を買うと言う行動が強くなりすぎる。

– 基本ルールなら駒が全体で十分な数あるので多少買われても、残っている。
より具体的には、カードのアクティベートに必要な駒は1つで良いので、基本の状況であれば1個は残る状況が作り出せるが、上級は手持ちの駒を増やさなければできない。
更に、上級で相手が駒を増やさないのであれば相手の特定の行動を簡単に潰す事ができるようになってしまう。基本より安い金額でより簡単に!

– 上級では全体の駒がない状況が発生しやすくなり、全体の駒が無くなってしまうとパスする(人の回収)しか選択肢が無くなるので、パスの押し付け合いになりやすい。[相手がパス(人の回収)をしたとすると、自分は相手の人(駒)を購入すれば続けて行動がまた行える.]

– レベルIIIのボーナスの観点で考えても、カードを配置する事のボーナスのウェイトが上がって、人(駒)系のボーナスのウェイトが下がると言う事も良くない。
具体的には、カード配置に関するボーナスはレベルは関係無いので、レベルIを中心にプレイしても問題は無い。しかし、人(駒)系のボーナスではスタートの時点で手持ちの数が少ないため、ボーナスカードを配置した時点で得られる点数が基本から比べて不利な状況になっている。つまり、カード配置はペナルティがないのに、人(駒)系はなぜか上級だとペナルティ付きになっている。

– 上級では駒の数が少ないので、レベルIIIのカードを獲得する方法がカードのアクティベートに依存しがちで選択肢の幅が狭くなっている。(2個も同色の駒を買わなければならない。カードのアクティベートで解決するなら追加駒は不要。)

– 上級でも基本でも駒を増やさないという選択が取れる。
そうなのであれば、基本の方が駒を保持することのペナルティが少ないだけ良い。

簡単にまとめるなら、トゥルネーは相手の駒を買えると言うルールがある。そのため、広場に置かれている駒は全体で共有するリソースのようなもの。上級ではそれが極端に減ってしまうのにも関わらず、カードの調整(コストや効果の変更)が全く入らない。これがどうなの? と言うところ。

最終的には、好みの問題なので好きな方をプレイすれば良いと思う。