シャドウバース 格安デッキ紹介(A2ランク到達記念)

A2ランクに到達しましたー。しかも、6連勝で快調でした。
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シャドウバース – 現環境(2016/10上旬現在)でそこそこ強いアグロヴァンプの紹介

ダークネスエボルヴが発売されて以降、インフレが進みどうしたものかと考えあぐねていたが、原点回帰でやっぱりアグロで良いんじゃないかと。ヴァンパイアは主にフォレストバット(以下、バット)関連のカードが追加されたので、それを軸にデッキを考えてみた。

新カードの傾向としてはバットを使ってヒーローに直接ダメージ(以下、バーンダメージ)を与える能力には長けるものの、欠点としてバットが1/1の貧弱なスタッツなので盤面の維持能力がとても低いと言う部分があった。バット関連のカードを使って色々いじってみるも改善しなかったので、以前に作成した疾走アグロヴァンプのノウハウを投入したハイブリッド型のデッキにしてみた。フリーマッチでテスト後ランクマッチに挑んだわけだが、結果は上記の通りでA1帯では連勝でとても具合が良い。A1帯でランクを上げるのになかなか手こずっていたので福音である。ありがてぇ、ありがてぇ。

さて、1試合5-10分以内で終わる。爆速アグロデッキ その3。バットガール ver1.0
作成コストもそれなりに安くレジェンドが1枚のみというまずまずの低コストを実現! (必要エーテル総計10000)
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基本的な考え方:
先に紹介したアグロヴァンプより速い。新カードはやっぱり強い。入れないと損だと思う。最速で5ターンで終わる。平均すると6ターン(以降、数字T/例えば1Tなら1ターン目)。

一番の特徴は1~3Tの間に攻める方法が豊富な事と終盤のフィニッシュ時でも手札が尽きないのでゲームを終わらせる方法をいくつか選択できるという良さがあるところ。当然、新カードの《吸血姫・ヴァンピィ》と《吸血鬼の古城》はメインの作戦なのでかならずコンボを決める必要がある。

まずカードの整理として少々ややこしいカードである《吸血鬼の古城》の効果を書いておく。前半の文章と後半の文章はand条件となっている。前半のバットを出すと言う条件が成立しないとリーダーにダメージを与えて古城が壊れると言う効果が発動しない。とても分かりにくいテキスト。前半部分の効果が適用した場合、後半が有効という但し書きが必要だと思う。つまり、古城を含めて4体並んでる時にターン終了を行うと相手リーダーへのダメージが通る。

あとは、今回関係無いが《ラビリンスデビル》の効果も触れておく。確定除去の効果で進化時に反応するフォロワーを倒すとその効果は発動しない。(例えば、ロイヤルの《勇敢なる旗手》を確定除去の対象にすると、1/1のトークンは出ない)

1~3Tで自分と相手のライフをお互いに削る。4~5Tで《吸血姫・ヴァンピィ》を進化させて、バーンダメージでライフを削る。6~7Tで疾走持ちのフォロワーか直接ダメージで相手のライフを削りきると言う流れ。

6~7Tに復讐状態に入っている事が望ましいが、実質的に復讐の恩恵があるのが《ダークジェネラル》のみと言って良いのであまり重要ではないと思う。《アルカード》も恩恵は一応あるのだが疾走狙いで採用している。

マリガン基準:
基本は、《吸血鬼の古城》もしくは《吸血姫・ヴァンピィ》のどちらか(できれば両方)が初期手札に入る事を狙う。ただし、1Tで動ける《蠢く死霊》は重要なので押さえておく。つまり、《吸血鬼の古城》《吸血姫・ヴァンピィ》《蠢く死霊》この3つが重要。
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基本的なプレイング:
一般的なヴァンプデッキと違い復讐状態に入りにくいデッキで《吸血鬼の古城》と《吸血姫・ヴァンピィ》を軸に相手のリーダーにバーンダメージを与える事を主軸に置く。

もっとも理想的なコンボは次のような流れである。
1T《蠢く死霊》
2T《吸血鬼の古城》
3T《キラーデビル》もしくは《眷属の召喚》
4T《吸血姫・ヴァンピィ》次に《眷属の召喚》終了時《吸血鬼の古城》発動
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補足として、3Tで出したフォロワーとその後増えたフォレストバットは4Tで相手のフォロワーにぶつけて構わない。

それだけでは相手の全ライフを削りきる事は困難なので、疾走持ちのフォロワー(進化付きで追加2点ダメージ)や《鋭利な一裂き》や《デモンストーム》などで残りのライフを削るデッキとなっている。

フィニッシュの手段の豊富さは、前作のアグロヴァンプを踏襲していて色々な手段で残りの体力を削りきる事ができる。

進化ポイントの使い方:
(先行の場合) 1つ目は《吸血姫・ヴァンピィ》用でバーンダメージを与える。2つ目は最後のだめ押しなので使わずに疾走系のフォロワーの攻撃力を押し上げるために使う。(フィニッシャー要員)
(後攻の場合) 基本先行と一緒であまりの1個は盤面取り返し用

その他:
8T以降は失速してしまうので、後半にもつれ込むとほぼ負ける。なので、盤面を綺麗に掃除する事よりは、相手のリーダーへのダメージを優先していく。

全体1点ダメージ(AOE)の《エンジェルバレッジ》等でバットが処理されても1回ぐらい(例えば4体)なら特に問題無く戦える。相手の処理速度よりこちらの展開力の方が上回るからである。

ベルエンジェル》を出すタイミングは、5T以降となる。バットを展開した後に守る役目になる。2Tで出すのはあまり良くないと思う。出すカードが2Tの時に他にない場合は、出さずに温存する方が良い。(自分のライフは多少削られてもそんなに問題にならない)

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ミッドナイトヴァンパイア》を出すタイミングも、5T以降となる。バットを展開した時に出すともっとも効果的なので。ただし、3Tで出すのはこちらはあり(優先度低めで、素直に《キラーデビル》等がよい)。例えば5Tまで考えると《ミッドナイトヴァンパイア》が破壊されなかった場合2ダメージほど稼げる事になるので早く出す分にはあんまり問題無いのかなと考えている。

得意な相手:
もっとも得意なのはビショップ、ウィッチ、ドラゴンに代表される遅いタイプ。アグロ対決も速度の勝負なら負ける事は少ないと思う。

苦手な相手:
全体除去中心のデッキ(ネクロ等)。フォロワーの体力の高いロイヤル。もしくは、盤面の取り合いを優先してくるプレイヤー。エンジェルバレッジを大量に積み込んだプレイヤー。
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展開力と除去力の高いネクロマンサーはかなりニガテだ。

ケースバイケース:
ここからは画像付きで適当に解説をしていくコーナーとなる。
*ケース1
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先に触れた理想的な流れで4Tになった場合は、次のような処理がよいと思う。手持ちのバットで相手のフォロワー2/1を倒す。《吸血姫・ヴァンピィ(進化)》。《吸血姫・ヴァンピィ(進化)》で相手のフォロワー3/4を倒す。
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このように処理すると、《吸血鬼の古城》を含めて4体並んでいる状況になるので、《吸血鬼の古城》の効果が適用でき5T以降自分の盤面が使いやすくなる。

*ケース2
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5Tで上記のような《吸血鬼の古城》を含めて4体並んでいる状況ならば、この状況を崩さずにターン終了を押したい。そのため、手持ちのバットで相手のフォロワー2/1を倒す。手持ちのバットで相手のフォロワー3/4を攻撃してわざとバットを減らす。《夜の群れ》で相手のフォロワー3/3を倒す。
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このように処理すると、《吸血鬼の古城》を含めて4体並んでいる状況で、相手のフォロワーがいないため都合がよい。

*ケース3
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ドラゴンが相手で《ドラゴンナイト・アイラ》がいる場合でも盤面有利ならば、《夜の群れ》で相手のフォロワー2/2を倒す。これで相手の盤面0、自分が5になるので圧倒的有利な状況になる。1PP増えた程度ではこの状況をドラゴンは簡単に覆せないと思う。
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次の相手のターンでこちらの《吸血姫・ヴァンピィ》が除去されるものの、投了となった。

*ケース4(レアケース)
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《ティターニアの妖精郷》のような強力なアミュレットを展開してきた場合は《クイーンヴァンパイア》が輝く瞬間だ。最後までアグレッシブに攻めて行きたいので、攻撃的な守護(クイーンヴァンパイア本体6/6で殴る用)を張る。バットを一気に展開しつつ、次のターンまで持ち越せば良い。
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《クイーンヴァンパイア》本体まで攻撃される事無かったので、手持ちのカードを適当に使ってフィニッシュとなった。

参考URL:
ShadowRecord!

以上。


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