世界の七不思議

世界の七不思議(7 Wonders)
7W

また、懲りずに続けてみる。今回は、話題作のゲームだ。

良いゲームだ。ここ1週間で13回ぐらいプレイしている。良い点が至ると
ころにある。対応人数の幅広さ。プレイ時間の短さ(慣れていないプレイ
ヤーとやるには時間の短いゲームが良い)。例外の少ないルール。繰り
返しプレイに耐える構成。カードのデザインが美しい。険悪にならない程
度の他人とのインタラクション。

欠点は、兎に角場所を使うことと初期セットアップだけが少しだけ面倒。

それ以外は、ほぼ完璧と言って良いほど、最近の流行りの要素をこれで
もかと詰め込んでいる。まず、言語依存0は基本。全員が同時解決アク
ションのため待ち時間が非常に少ないし、常にプレイし続けているためゲ
ーム内のテンポを保つ事が出来る。直接他人を攻撃できないけれど、無
視できない程度に他人に攻撃できるインタラクション。交易により、周りの
リソース状況を上手く活用し、協調も出来る。カードの枚数は多いものの
解決時の効果は、一定のアイコンを覚えれば全て判別可能なため、2回
目からはサマリー不要となるルールの簡便さ。

慣れたプレイヤーには初期条件(使用するWonder Board のA/B面)を
アレコレ変えることで、違った印象を与えることが出来る。また、Wonder
Board は強弱がおそらくはっきりしている。ただし、理不尽なバランスで
はない。そのため、慣れたプレイヤーは上級者向けの Wonder を使え
ばいいし、ガチガチのプレイをしても運もあるし場の流れもあるので、初期
条件だけで全てが決まるとは思えないので良い調整だと思う。少なくとも
初期条件よりはプレイミスの方がが後に響くバランスになっている。

ゲームの中間決算に近い要素の紛争が時代毎に計3回ある。コレが中々
良いアクセントになっているように思う。

ゲーム中に方針はなかなか決めづらいものの、手なりに進めていっても勝
てないようになっていて、どこかで方針を決定する必要がある。また、兎に
角1種類の得点方法を得る事ばかり考えていてもダメで、ある程度色々な
事に手を出す必要がある。

得点に関しては、7種類の得点方法があるので、実際色々な手が打てる。
また、終盤にかけての盛り上がりもなかなか良くできている。

ベタ褒めだが、ホント重宝するゲーム。人数調整/時間調整/ゲームの密
度と言い全てが良い感じに融合された素晴らしいゲームだ。


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