| ジャンル | シンフォニック・メタル |
| 出身国 | スペイン |
| Official Site | Dark Moor Official Site |
| 2nd Album | The Hall Of The Olden Dreams |
| 2001年発売 | |
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1.The Ceremony 2.Somewhere In Dreams 3.Maid Of Orleans 4.Bells Of Notre Dame 5.Silver Lake 6.Mortal Sin 7.The Sound Of The Blade 8.Beyond The Fire 9.Quest For The Eternal Fame 10.Hand In Hand 11.The Fall Of Melnibone #11はJapanese Bonus Track |
| かなり危険度の高いDark Moorの2nd Album。 クッサクサ、疾走、シンフォニック、ネオクラシカルなギターなどなど、僕のHeavyMetalに対する欲求をほとんど満たしてしまっている強烈なアルバムである。 音楽性は、イタリアンメタルを想起させる様な過剰装飾型のシンフォニック・メタルで、他と違うところと言えば、ヴォーカルがエリサ嬢という女性な事だと思う。他には、このバンドのキーマンであるエンリク・ガルシア(G)のネオクラシカルにプレイするギターソロや、センス良くハープシコードを弾くロベルト・P・C(Key)など、有望株であることは間違いない。バンドとしての一体感は相当なものを持っていると思う。 ヴォーカルのエリサ嬢は、かなりの男っぷりを見せる歌い方(見た目も ^^;;)で、イメージ的には女戦士とか姉御といった感じの歌い方である。と言っても、時折女性特有のしなやかな歌唱法も見せるので、魅力的な歌い方である。また、歌のメロディは相当クサイもので、コーラスになる辺りは、スペインというお国柄なのか、異様に怪しい男性コーラス(イメージ的には伯爵とか男爵)が加わるので、聴いている最中何度「クサイ」と独り言を言ったか分からないほどである。歌詞も中世やファンタジーをテーマにしたもので、しかも、やたら熱唱しまくっていて、めちゃくちゃ好きである。 演奏の方も、かなり無駄にゴージャス、そこから一転して哀愁なども感じられる場面もあり、緩急の付け方はお上手。クサいメロディが好きなら相当楽しめるアルバムであると思う。 #11は日本盤のボーナストラックながら10分を超える大作で、出来も凄く良い。 全体的には、開き直ったかの様にクサいメロディを惜しげもなく披露している。個人的には凄く楽しめた。 
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| 3rd Album | The Gates Of Oblivion |
| 2002年発売 | |
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1.In The Heart Of Stone 2.A New World 3.The Gates Of Oblivion 4.Nevermore 5.Starsmaker(elbereth) 6.Mist In The Twilight 7.By The Strange Path Of Destiny 8.The Night Of The Age 9.Your Symphony 10.The Citadel Of The Light 11.A Truth For Me 12.Dies Irae(Amadeus) 13.Mystery Of Goodess #13はJapanese Bonus Track |
| Dark Moorの3rd Album。 曲調が精錬された感があり、エリサ嬢のヴォーカルもかなり女性らしさを押し出したものになっている。また、バスドラが殆(ほとん)どツーバス連打で疾走していて、音が厚くなった。むしろ、分厚すぎて、聴いていて疲れる。アンプ側のBassを調整して、調度良いぐらいだ(邪道?!)。 ロベルト・P・Cのキーボードは2nd Albumに比べると比重が少なくなったものの、Dark Moorに無くてはならない存在と言えると思う。エンリク・ガルシアのギターは相変わらすネオクラシカルなフレーズを弾きまくっている。また、インストゥールメンタルの曲が3曲入っていたり、エリサ嬢がソプラノヴォイスに挑戦していたりと新たな展開も見せている。 個人的に惜しいのが、"クサさ"がかなり減退している事。正当派っぽいサウンドになっていて、少し残念。成長という面では正しい方向性だと思うのだが…。曲調も哀愁的な面は減り、明るくプラスイメージの曲が多い。 唯一変わらないのが、曲の起伏というか展開の妙、これは感心してしまうほど良いです。各人の良さが出ている曲作りは好きである。というわけで、聴いていて"歯痒さ"を感じてしまった。とは言っても、Dark Moorらしいクサい曲もあったので、満足は出来た。 全体的には、クサさが大分無くなってしまって、残念な事この上ない。とは言っても、クオリティは高いと思うので、良かったデスヨ。 
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