最終更新日時 2008/06/19
ミソチン
ジャンル ヴァイキング・メタル
出身国 スウェーデン
Official Site なし
1st Album In The Sign Of The Ravens
1998年発売  
1st
1.Upon Raging Waves
2.In The Sign Of The Ravens
3.Shadows Of The Past
4.Lost In The Mist
5.Embraced By Frost
6.In The Forest Of Moonlight
7.Tills Dagen Gryr
8.Stories Carved In Stone
9.Freezing Storms Of Snow
10.Where My Spirit Forever Shall Be
11.Let Thy Ale Swing
Mithotyn(ミソチン)の1st Album。
ヴァイキング・メタルというジャンルを確立した彼らだが、音楽性は1st Albumから解散直前に発表された3rd Albumまで終始一貫している。
解散後にMithotynを知ったのだが、本当に解散したのが惜しまれる。ただ、ギタリストのステファンとドラマーのカールステンは現在Falconerという新たなバンドで活動を続けている。
ヴァイキング・メタルとは、元々はブラック・メタルから派生したものらしい。と言う訳で、デス声があったり、ブラストビートがあったりする。特徴的なのは、北欧のヴァイキングの精神に則った武勇や戦をテーマに盛り込んでいて、とにかく勇ましい気分になれる事請け合いのメロディの応酬である。突如訪れる泣きのメロディも魅力の1つで、そのクササ加減たるや徹底していて、失笑もののメロディを惜しげもなく繰り出してくる。時折、民謡調のメロディを取り込んでいたりして、コテコテ具合はたまらないものがある。
クサメロ愛好家の私にはクリーン ヒット。
1st Albumは音質が非常に悪く、かなりアンダーグラウンド的な匂いがする。曲に関しては、クオリティがもの凄く高く、Mithotynの発表したAlbumの中でも最高傑作という人も少なくない。
10/10
2nd Album King of The Distant Forest
1999年発売  
2nd
1.King Of The Distant Forest
2.Hail Me
3.From The Frozen Plains
4.On Misty Pathways
5.The Legacy
6.Trollvisa
7.Under The Banner
8.We March
9.The Vengeance
10.Masters Of Wildness
11.In A Time Of Tales
12.Ragnarokk
Mithotyn(ミソチン)の2nd Album。
前回の音質の悪さを反省してなのか2nd Albumは、高音質でプロダクションはとても良い。曲の中身は、暴風雨の様なドラム、必死に舵を取る船員の様なツインギター、狂戦士(バーサーカー)の如くがなりまくるヴォーカルという感じになっている。
1st Albumよりかなりアグレッシブになっていて、メロディック ブラック・メタルっぽい感じになっている。また、メロディのクササも前作の「お前らやりすぎだよ」とも言いたくなるようなクササは無くなっている。しかし、耳を傾けるとやはりそこには、夕日に一人佇むヴァイキング(戦士)の姿が見えるかの様なクッサクサメロディが忍び込ませてある。
サウンドプロダクションのせいなのか、疾走>停止>疾走のパートが前作よりも整合感を感じるような曲が多い。
このバンドの癖なのか、繰り返しのパートが一曲にやたら多い。このこれでもかとでも言いたくなるような繰り返しは、好みが別れそうな気がする。
2nd Albumは、音質は飛躍的に向上。曲もRunningwildっぽい曲が結構増えたと思う。しかし、どこを切ってもMithotynらしい曲ばかりで良いAlbum。また、私の所持しているAlbumは16曲入りで、デビュー前のDEMO音源入りでした。コレもなかなか良い。
9/10
3rd Album Gathered Around The Oaken Table
2000年発売  
3rd
1.Lord Of Ironhand
2.Watchmen Of The Wild
3.In The Clash Of Arms
4.Hearts Of Stone
5.The Well Of Mimir
6.Chariot Of Power
7.Nocturnal Riders
8.The Guardian
9.Imprisoned
10.Guided By History
11.The Old Rover
12.Bland vargars yl
#12はJapanese Bonus Track
Mithotyn(ミソチン)の3rd Album。
なんと、3rd Albumではまた音が悪くなってしまった。とはいえ、1st Albumほど酷くないので、マシな方かも知れない。それにしても"OF"の多い題名、イモクササ丸出しですな ^^;;。
音楽的には、ますます「好きなバンドはManowarかRunningwildです!!!」という感じになっている。また、効果音も「ウォ〜、ウォ〜」とか「カキン、カキン(剣で戦ってる音)」とか「ドドドドド(軍勢の走る音)」などが入っており(2ndでも入っていたが)一歩間違えると激ダサ必死!!!いや、既にダサイか?(笑) 他にも、男らしい合唱をあちこちに配置、勇ましい事この上ない。そんな愉快な(?)雰囲気を醸し出しながら突き進む曲が多い。
また、普通声で朗々と歌い上げる曲(#11)も入っていて、ヴァイキングの悲しみを表現。やりたい放題です!!!
3rd Albumは、正当派っぽいギターリフが結構増えた感がある。メロディのクササは1st Albumと2nd Albumの中間で、ギターソロは相当クサい哀愁で満ち溢れている。全体的に妙なノリがあり、聴きやすい。このAlbumを以てMithotyn解散。残念!!!
9/10

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