| ジャンル | ロック(ブリティッシュ・フォーク) |
| 出身国 | イギリス |
| Official Site | Candytree |
| 2nd Album | Scarlet And Other Stories |
| 1989年発売 | |
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1.Road To Your Soul 2.Dream Now 3.Gold and Silver 4.Scarlet 5.December 6.Blind Lemon Sam 7.More Than The Blues 8.Tuesday's Child 9.Pieces Of Our Heart 10.Hard Spaniard 11.The Empty Dancehall 12.Only One Reason 13.The Pearl Fisherman |
| 4人組のバンド ALL ABOUT EVEの2nd Album。 音楽的にはブリティッシュロック+トラディショナルフォークといった感じで、全体を通して感じられる悲壮且つ繊細なメロディが特徴かもしれない。また、ヴォーカルのジュリアンヌ・リーガンを前面に押し出しており、彼女のやるせなさが伝わってくる様なヴォーカルも結構特徴的である。 音楽的な仕掛けは特に無く淡々と寂寥感のあるメロディが流れていく、現代の音楽に比べてシンプルな分一音一音が丁寧で好感が持てる。時折、牧場を思わせる様な牧歌的で素朴な曲が入っていたりして、方向性的にはBlackmore's Nightが近い。ただ、Blackmore's Nightの様な"暗さ"が無い代わりに"物憂さ"がある。うーむ、意味が分かりにくい ^^;;。言い換えると、どこか単純に喜べない重みを備えた楽曲が多い様に思える。 ヴォーカルに関しては、はっきりした声量で切々と歌っていてとても良い。アルバムタイトルの意味は、#4のScarletはALL ABOUT EVEが作曲した曲で、それ以外はプロダクションに作ってもらった曲だから、『Scarlet And Other Stories』と言う事らしい。 全体的には、80年代にあった倦怠感やメランコリックさやノスタルジックな雰囲気の様なものが出ていて良いと思う。 ワタシの中の繊細な部分を正面から捉えて放さない様なサウンド。ちなみに、これ以降のアルバムも持っているのだが、フォークの要素が薄れてちょっといまいちです。  |
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