| ジャンル | ニューエイジ(かなり民族的) |
| 出身国 | 多国籍 |
| Official Site | EKOVA Official Web Site |
| 2nd Album | Space Lullabies And Other Fantasmagore |
| 2000年発売 | |
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1.Steel Bird 2.How Sweet Mal 3.Aurora's Flight 4.Moon Beseeched 5.In The Kitchen 6.Siip Siie 7.Son Sourrit Pale 8.Interlude 9.The Chase 10.A Soul's Delight 11.Idem Soit Done 12.The Storm 13.Cruel Sister 14.In The Garden |
| EKOVAの2nd Album。 ディエルドル(女性ヴォーカル、チェロ)、アラッシュ(パーカッション)、メーディ(ウード、プログラミング)と言う構成。出身国は、アメリカ、アルジェリア、イランと多国籍なプロジェクト。 音楽的には、ニューエイジというとデジタルサウンドに民族的な歌声や楽器が乗るというものを想像しがちだが、このEKOVAは全く反対の事をやっている。つまり、民族的な歌声や楽器がメインで、デジタルサウンドは装飾的な使われ方をしているのである。 この手の音楽では、曲調はどちらかというとダイナミズムや躍動感に溢れていて"血湧き肉躍る"サウンドが多いのも特徴的かも。また、呪術的な楽曲が多く、その上実験的な曲が多数を占める為、かなり癖が強い。 砂漠、放牧民族、ラクダ、自然の猛威が襲いかかる過酷で厳しい生活、キャラバン、異文化の交流の場であるオアシスのある市場、妖しい旋律の跋扈する酒場、刺繍やレ−スの施されたマスクの様なもので口元を隠す彫りの深い目鼻立ちの良い女性、と そのような物がイメージされる様な感じの妖しくミステリアスな曲調のものが多い。 トラックを進めば進むほど蠱惑的で土着的な生活の匂いのするメロディが増えていき、彼らの世界に引き込まれる様な展開になっている。 ディエルドル嬢の歌声がとても個性的。昨今のニューエイジのアーティストの傾向は、デジタルサウンドの比重が増えているが、EKOVAの2nd Albumは民族的な色合いがとても色濃く(楽器や旋律など)反映されている様に思える。彼らの向かう先は、より純粋な民族音楽と民族音楽の融合なのかも知れない。 
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