最終更新日時 2008/06/19
セイクリッド スピリット
ジャンル ニューエイジ(民族的)
出身国 ドイツ
Official Site 発見できず
2nd Album Culture Clash
1997年発売  
2nd
1.Intro
2.Culture Clash
3.Lay Down
4.On The Road
5.Legends
6.No More Cotton
7.Sun Won't Talk No More
8.Black Progress
9.Roots
10.Babes In The Juke House
11.Brownsville, Tennesse (In
12.Slow & Easy
13.Sonnet XVIII
Sacred Spiritの2nd Album。
The Brave(邦訳;勇敢なる者)という人がプロデューサーの謎のプロジェクトであったが、実はB-Tribeなども手がけるクラウス・ズンデルがプロデューサーである様だ。
音楽的には、ネイティブアメリカンの歌声+ダンスビートとなっている。時々、ヴァイオリンやハーモニカなども使われている。この2nd Albumでは、"ブルース"がテーマらしく、たしかに全体的には西部劇の酒場の様な雰囲気が伝わってくる。
残念なのが、ネイティブアメリカンの歌声がバックミュージックにマッチしすぎてR&Bの様に感じてしまい、民族っぽさがほとんど感じられない事。さらに、追い打ちをかける様にデジタルビートもR&B的なファッショナブルなもので、古代の文化を生かせているかどうか微妙なところ。
Album Titleが示す様に新たな方向を見つけ出そうと手探りに探しているのは分かるのだが、コンセプト&アレンジともいまいちで、上手く機能しているかどうかも分からず終いのままAlbumを聴き終わってしまう様な感じだった。
まったりしたのが好きな人は良いかも知れないが、民族っぽさを期待して買うと拍子抜けしてしまうかも知れないAlbum。
3rd Album More Chants And Dances Of The Native Americans
2000年発売  
3rd
1.Intro: Gods & Heroes
2.Looking Far North
3.Dela Dela
4.Land Of Promise
5.State Of Grace, The
6.Yane-Heja-Hee
7.A-La-Ke
8.May You Walk In Sunshine
9.Spirit, The
10.O-Loa-Ki-Lee
11.That Noble Dream
12.Sad Eyed Chief, The
Sacred Spiritの3rd Album。
題名長すぎッスよ。デザイン狂っちゃうじゃんか…^^;;。
今回も、音楽性はネイティブアメリカンの歌声+ダンスビートとなっている。また、チェロやヴァイオリンやピアノなども使っている。今回は下手な小細工は使わずに、現地の歌声を活かしたAlbumになっている。トラックを繋ぐ効果音もなかなか良く、風の音色やフクロウ(オオカミ?)の鳴き声などが使われていて、どこか神秘的な大自然を感じさせる要素が封入されていて好印象。
トラック事のインパクトは薄いものの、全体を通して感じられる寂寥感はなかなか良く、自然と共に生きているという要素が暗示的に伝わってきて好印象であった。デジタルビートもカナリ控え目になっていて、ネイティブアメリカン歌声と民族的なパーカッションがほとんどを占める。
つまり、サウンド的な厚みはほとんど無く、余韻のみで勝負している感じである。
堅実な分、特に真新しい事はしていない感じである。一人静かな時間を過ごしたい時には結構良いAlbum。
5/10

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