生家

父親の生家に帰省する。

約10年ぶりになる。
様々な思いが交錯する宴会になる。
正確には、宴会で”何が会話されているか”を私が理解できる歳になった。

少なくとも歓迎はされているのは確かだった。
私が生まれて2歳の時の写真なども見せてもらった。
全く記憶にないが、皆が懐かしそうに話すので、事実なのだろう。
なんだか自分専用の小説の登場人物になったかのような不思議な感覚だ…。 :mrgreen:

何というか言葉にすると、まだ、上手く表現できない感覚。

私は、自分の記憶が始まったときから、歴史が始まった様なそんな気がしていたが、そうではなくて、生きると言うことは、もっと深い事なのだ。とそんな風に思った。

人は、脆い生き物である。
しかし、充実した生を送りたいという欲求も持ち合わせている。
そういった実に微妙なバランスで人は成り立っていると思う。

色々見聞きして、今回の帰省は良かったかと聞かれれば、「帰省して良かった」と胸を張って言えますよ。
私は、まだ、何も出来ていないのかも知れないけど、生きていて良かったと、そう思えますよ。:wink: