M.2 SSD の換装(容量増加)について

先日 M.2 SSD の換装を行ったので、それについてのまとめ。

まず、一般的な ATX のマザーボードを使っている場合、M.2 スロットが二つ以上あるはずなので USB の M.2 変換キットは不要です(利用環境をよく確認)。クローニングツールはオープンソースの Rescuezilla (github) を使います。なので、必要なものは以下のとおりです。

– 入れ替え対象の M.2 SSD
– USB メモリ(Rescuezilla Boot 用)
– 必要であれば M.2 to USB の変換キット(ノート PC など)
– 不安な場合は事前に Rescuezilla で既存環境のバックアップ

■手順
1. Rescuezilla の ISO ファイルをダウンロード
2. Rufus などで Rescuezilla の ISO を USB boot 可能にする
3. シャットダウン
4. 新しい M.2 SSD の取り付け
5. 電源オン
6. Rescuezilla を USB から boot
7. キーボードで日本語環境起動を選択
8. GUI でクローンの作成
9. シャットダウン
10. M.2 旧を抜いて、新を旧の位置に差し込み
11. Windows 起動
12. パーティションの調整
13.動作確認

■詳細
重要部分だけ解説
1. Rescuezilla は 2.5.1 では私の環境では使えなかったので github から 2.4.2 を利用。具体的には rescuezilla-2.4.2-64bit.jammy.iso
6. 正しく起動できない場合は UEFI の設定で Secure Boot を OFF にしてみてください。
8. 基本日本語環境 GUI なので、誰でもわかるはずです。
12. クローンしただけではパーティションの拡張が行われていないため、以下の操作が必要。ディスク番号やパーティション番号はよく確認すること。
DELL – 回復パーティション(WinRE)領域の移動および再構成の方法

■古い M.2 のパーティションの削除方法

Windows 領域で C ドライブ以外に特殊な領域が作成されているため、削除が Windows 上からではやりづらいです。Windows 上から表示されない領域もあります。そのため、古い M.2 を接続し Rescuezilla を USB から boot します。Rescuezilla 起動後、デスクトップに配置されている gparted から削除が可能です。GUI で操作できるので、簡単に消せます。

参考 URL:
youtube – How To Clone Your Drive – RescueZilla
GParted のダウンロードと使い方 – k本的に無料ソフト・フリーソフト


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